オウンドメディアで自由度を広げる

自社のウェブサイトに記載する記事や写真、動画などのコンテンツは、法を順守することが大切です。他者が作成した作品を無断で使用することがあれば著作権法違反に問われ、もしも有罪となれば社会的な地位も失ってしまいかねません。一方、法を順守して正式なライセンスを受けて他者が作成した作品を使用できた場合には、許諾を受けるための煩雑な手続きや利用料の支払いなども少なからず負担となっています。著作権には同一性保持という基準があり、作者に無断で改変ができないルールになっており、例えば写真なら画角や色などを変更せずにそのまま掲載することが求められます。

素晴らしい作品を自社のウェブサイトに掲載すれば彩を与えられるのと引き換えに、面倒な手続きや縛りが伴うのも現実です。そんな中で注目されているのがオウンドメディアの存在で、自社のウェブサイトに必要なものは自身で作成するという発想です。オウンドとは自己責任や自身で何かを行うことを表わし、自らメディアを構築することを意味します。記事や写真、動画などを自身で作成したオウンドメディアなら著作権も当然自身のものとなり、改変や再配布など自由自在に決めることができます。

逆にそれらのコンテンツを利用してみたいという方が現れた時には、ライセンス料を徴収して使用を許諾するなど新たなビジネスが成立する可能性も秘めています。オウンドメディアなら、自社のウェブサイトに掲載するコンテンツの自由度を大幅に広げることが可能です。

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