ABM(AccountBasedMarketing)の手法を使うメリットとは?

ABM(AccountBasedMarketing)では、成約の可能性が高いターゲット企業を可視化することから始めるのが特徴です。従来のマーケティングは最初に見込み客を集めてから、その中で商談から受注に結び付く顧客を絞り込むリードベースドマーケティング(LBM)が一般的でした。この手法ではリード(見込み顧客=個人)を単位にしている営業手法になるので、最初から広く見込み客を獲得するところから始めます。これを知ることでABM(AccountBasedMarketing)との違いが良く分かるのではないでしょうか。

LMBでは見込み顧客全体をターゲットにするけれども、AMBでは成約の可能性が高いターゲットに絞り込んでいるなどの違いがあるわけです。ABM(AccountBasedMarketing)ではターゲットを明確に可視化するため、営業施策の検証および顧客ターゲットの検証サイクルを回せるメリットもあります。なお、ABM(AccountBasedMarketing)の場合、ターゲット企業を具体的に特定するため、マーケティングに関わる予算や人的なリソースをターゲット企業に対して集中的に配置できるメリットや顧客のニーズおよび自社のサービスにおいての価値が明確になります。また、BM(AccountBasedMarketing)は、営業部門とマーケティング部門を連携させた形でビジネスに取り組むことができるなどのメリットもあるので注目が集まっているようです。

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