どんな企業でも宣伝の方法を持っているとは限りません。いつもは特に商品を出すという事がない企業の場合、なおさらでしょう。BtoBで企業間で依頼を受けてものを作ったりしていた会社が、何かのタイミングで消費者向けの通常商品を開発する事になった場合、どこかで宣伝しなければなりません。宣伝と聞くとテレビCMを連想しますが、特別高いのがテレビCMのため、一般的には新聞や雑誌、ネットメディアが利用されます。
出来るだけ効果を見込みたい場合は、販売する商品の対象になりそうな層の読んでいる、見ている媒体を選ぶといいでしょう。ただ、ネットがこれだけ普及した現代において、お金を掛けて外部に宣伝してもらうというのも一つの答えではありません。オウンドメディアという名前がありますが、元はメディアを持っていない会社が自社でメディアを作ってしまうことを言います。会社も多くはホームページを持っており、サーバーを借りるなどして用意出来る訳で、そこにちょっとしたランディングページを作ってしまえば、オウンドメディアとして商品の宣伝も容易になるのです。
もっと大規模な場合でも、メディアを頼らず自社で全部宣伝をしてしまう企業も増えて来ました。やって出来ない事はないという話もありますし、従来の媒体を通さずとも動画を作る会社や記事を書いてくれる会社に、依頼すればいいという話でもあります。このような考えでオウンドメディアは広がっていき、これからも利用する企業は増えて行くでしょう。